えらい人の本

生きた足跡と寝言

ベッド

もう全部やだよー

死にたいしかない

カミソリ買ったけど切る元気もないよ

死んじゃいたいよもう

どれも頑張ってるけどどれもダメ

ダメダメダメ

バイトいくら頑張ってもお金入るの月末

先輩に好かれたくて色々しても振り向いてくれない

いくら嫌いでも離れてくれない

私の精一杯ってこんなもん

やだもう

全部やめたい

愛されたいだけなのに嫌われる

愛され方がもうわからんよ

ちびの頃から機嫌取らないと殴られたり怒鳴られたりする仕事してたけど結局何もしないでいるのが安全だって気付いて

何もしないでいるとお父さんいなくなって

いなくなる時は泣きながら「行かないで」って言ったけど行っちゃった後は喜んだよね

お父さん私のこと今も大事に思ってくれてるけどもう娘じゃないんだきっと

お父さんの車の音に恐れてた日々

お父さんの顔色伺ってた日々

だんだん車の音も聞こえなくなって

顔色もわかんなくなった

あまり覚えてないし別の人の話みたいに思う

でも今につながってるんだよなあ全部

愛されたかった

大事にされたかった

認められたかった

褒められたかった

殴られたくなかった

怒鳴られたくなかった

怒られたくなかった

見たくなかった

聞きたくなかった

全部今もだ

死にたいよ

こんなに頑張っても怒られる

全然頑張ってないからだ

もっと頑張らないと

もっともっともっともっと

ダメなんだこれじゃ

でもこれ以上何をどう頑張ればいいんだろう

私いつ幸せになれるんだろう

死んじゃいたいなもう

死に損ないであり生き損ないです私は